こんばんは。パパートです。
本日は第4回ヘルカウスバトラー大会を行いました。毎月実施している大会がもう4回目になりました。参加された方ありがとうございました!
今回は合計9名の方が参加されました。
結果は以下の通りです。
今回からは敗者復活戦(図右下)があり、初戦敗退した方も再挑戦が出来ました。
そのため、負けてしまったyananaさんは敗者復活戦で勝利をつかみ取り、3位となりました。
今回の結果は最終的には
優勝者:きんつばさん(3連続優勝)
準優勝:ロストさん(初参加)
3位:yananaさん、パパート(私)
となりました。
今回の大会での使用率は「パパート」「化け物」「ドラゴン」「ナイト」の使用率が16%と高く、その次に「メカニック」の11%、他のクラスは5%の「マジシャン」「ネクロマンサー」「エレメンタルマスター」「ホーリースター」となり、全てのクラスにおいてほぼ適正ラインの使用率に落ち着いたと感じました。
ただし今回良い成績を残したプレイヤーの多くは「パパート」を採用しており、パパートが現環境では強いのかと思いましたが、そうでもなく現在のヘルカウスバトラーでは、2勝先取で使用クラスは勝っても負けても連続で同じクラスを使用できるのですが、「パパート」以外の別のクラスを連続で使って勝つケースが多く「パパート」はあくまでメタや対策のためのクラスになっている印象でした。
※なぜパパートがメタや対策のためになりやすいか?
1.クラス特性のバウンスによってファンファーレ持ちを使いまわすことができる。(相手の攻撃力を1にしてしまうホワイトベア)
(自分のモンスターやオブジェクトを手札に戻す代わりに相手の場のカード1枚を手札に戻す系のカード)
2.1/1/1のフェアリーという小さいモンスターをたくさん展開しやすくテンポをとりやすいため、試合をコントロールしやすい
3.プレイする順番が重要だったり手札の枚数を依存するなどプレイングに左右されやすいが、プレイになれると戦いやすい玄人向けのクラス
今回の上位のプレイヤーの使用したデッキは以下の通りです。(ほとんど1デッキで勝ち抜いてきたプレイヤーは1デッキのみ紹介)
・変人さん アグロナイト、コントロールドラゴン
アグロナイト:序盤から低コストモンスターを並べて10ターン未満でフィニッシュするデッキ。5コストオブジェクトの御旗は兵士モンスターを+1/+0するため、一度に村人を展開できる6コストのザイとのシナジーで一度に2/1×5と1/2が並べられるため、除去できなければ、すぐにリーサルになるデッキ。
コントロールドラゴン:手札のカードのコストを半分にする効果を持つオブジェクト「燃え滾る炎」、9コストと重いですが、毎ターン開始時に3/3疾走が出てくる「疾風竜の巣」を中盤から出して高コスト、高スタッツのカードで圧倒するコントロールデッキ。
・yananaさん ラヴァメカニック、テンポエルフ
ラヴァメカニック:序盤中盤は石板で除去や2/3守護のモンスターを生成して守りつつ6ターンに場にある土の数だけバフされるラヴァゴーレムで一気にリーサルを狙いつつ、隙をついて石板を破壊すると疾走をもつ「リバースシード」で10ターンほどで決着をつけるミッドレンジ型のメカニック。
テンポエルフ:1/1/1のフェアリーを展開し続けたりしてテンポをとりながら、じわじわと攻めていくエルフ。疾走やバーンが多いので、相手の体力を削りやすい。
・パパート(GM) 疾走マジシャン
疾走マジシャン:ヘルカウスバトラーニュースでも紹介をしたオブジェクトのラストワードで疾走のモンスターやコストに対してスタッツの高いモンスターを展開して一気に攻め立てるデッキ。それに全体除去・スタッツを上げるカードなどを加えて盤面制圧力と火力を底上げしたデッキ。
・ロストさん ミッドレンジナイト
ミッドレンジナイト:リーダースキルをつかって0/1守護を置き、盤面を守りつつ最前線、徴兵令の告知、小人の支援といったオブジェクトを余裕があるときに出して、少しずつ盤面を有利にするようなデッキ。
様々なカードをピン差し、2枚積することで、状況に合わせて立ち回りを変えやすい構成となっていて、プレイヤーのプレイングが勝率に反映されやすいデッキになっています。
※このデッキに関しては、デッキコード作成で「358KDjalkes」と入力することで手に入ります。
・きんつばさん ディスカードミッドレンジドラゴン
ディスカードミッドレンジドラゴン:燃え滾る炎でコストを半分にすると効果と12コストで本来出すことのできない高スタッツモンスターを出したり、同じく12コストで本来出せないが大きくバフする効果のスペルを使った高スタッツモンスターで殴るデッキに、カードを捨てた枚数だけカードを引く効果の持つ「封印されし本」を採用し、更にスキンは新リーダーの「カードを1枚捨てて、ブレイジングブレス2枚を手札に加える」とのシナジーでどんどんいらないカードは捨てて、カードを引いていくデッキ。
※このデッキに関しては、デッキコード作成で「Jsd38acbDl9」と入力することで手に入ります。
※このゲームでは、ゲームバランスを悪くしていると判断したパワーカードや弱いと感じたカードは調整を2週間に1回のペースで実施しているため、優勝、準優勝のデッキが弱体化・強化される場合がございます。
今回3連続優勝をしたきんつばさんは、ステージや対戦相手によって上記のドラゴンデッキを入れ替えて戦っていたようです。普段使われないようなホワイトベア、ライズウルグンといったカードを採用していたデッキも観戦中は見かけ、使い方もとてもうまく毎試合驚かされました。
今大会から、ステージという新要素が適用されたり、1コストで1ターンに一回しか使用できないが毎ターン使用できるリーダースキル、そのリーダースキルを新スキンに変えることで変えて今まであまり強くなったデッキの底上げをしたりと、色々なデッキを見ることができました。
今大会の予想では、アグロが流行り、それと同時にウェポンも流行ると予想していました。また速度が速くなることもあり、オブジェクトを出すデッキも少なくなると判断し、今まで3積確定だったエクスキューション・ライトニングブラストがピン差し、2枚積になると予想をしていました。
実際の所は、アグロが使われていましたが、ミッドレンジ、コントロールもあり、オブジェクトを使うデッキもありました。ただしウェポンの採用率は低く、まだしっかり使いこなしている人が少ない印象でした。
今弾の新カードではウェポンを使いやすくするカードが多くリリースされるので、次の大会ではウェポンは使われると予想しています。またミッドレンジ、コントロールも使われた今大会ですが、全体的にエクスキューション・ライトニングブラストなどの除去カードは減り、アグロをメタるための全体除去カード「エンジェルバレッジ」「エボルブスター」がたくさん積まれるような環境となりました。
また、個人的には「エレメンタルマスター」「ホーリースター」がまだまだ採用率と構築研究が進んでないためか、上位デッキとして使われなかったのは、残念でした。現時点でも戦えるデッキはありますが、それら軸を若干強化するようなカードをデザインする予定です。
長くなりましたが、今回はここまでとします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。